Cargoプロジェクトのビルド
■「Cargo」とは
CargoはRustのビルドシステムであり、パッケージマネージャでありRustaceanはCargoをRustプロジェクトの管理にも使います。 Cargoは3つのものを管理します、則ち、コードのビルド、コードが依存するライブラリのダウンロード、そしてそれらのライブラリのビルド。 それに依存するのでコードが必要とするライブラリを「依存」と呼びます。
「ビルドシステム」かつ「パッケージマネージャ」
■「Cargo」プロジェクトの作成
>cd rust_projects <- プロジェクトを作成したいフォルダへ移動する >cargo new --bin cargo_project <- cargo new [OPTION] PATH
これで作成完了。
中にsrcやtoml(設定ファイル)がある。
srcの中にはmain.rsがあって、HelloWorldが書かれている。
■ビルドと実行
ビルド
>cargo build <-デバッグビルド >cargo build --release <-リリースビルド
ビルドすると「cargo_project\target\debug」に「cargo_project.exe」が生成される。
ビルド&実行
>cargo run <- ビルドしてから実行 >Hello, world! <- 実行結果
生成物は同じで、自動実行。